手の甲の血管や、前腕の血管などがボコボコと浮き出る症状を治療します。
硬化療法や血管内レーザーで治療することで、血管を目立たなくする効果が見込めます。
当クリニックのハンドベインの治療は、保険適用外での自費診療となります。
ハンドベイン
リスク・副作用・合併症について |
ハンドベインの主な治療法である硬化療法では、硬化剤の注入によって固まった血管が、稀にしこりのように残る場合や、色素沈着を起こす場合があります。血管内レーザー治療の場合は、術後に一時的に腫れや痛みなどのダウンタイムが出ますが、経過と共に症状は治まっていきますのでご安心ください。 |
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費用 |
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ハンドベイン
リスク・副作用・合併症について |
ハンドベインの主な治療法である硬化療法では、硬化剤の注入によって固まった血管が、稀にしこりのように残る場合や、色素沈着を起こす場合があります。血管内レーザー治療の場合は、術後に一時的に腫れや痛みなどのダウンタイムが出ますが、経過と共に症状は治まっていきますのでご安心ください。 |
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ハンドベイン
リスク・副作用・合併症について |
ハンドベインの主な治療法である硬化療法では、硬化剤の注入によって固まった血管が、稀にしこりのように残る場合や、色素沈着を起こす場合があります。血管内レーザー治療の場合は、術後に一時的に腫れや痛みなどのダウンタイムが出ますが、経過と共に症状は治まっていきますのでご安心ください。 |
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「手(hand)」と「静脈(vein)」を合わせて、「hand vein(ハンドベイン)」と呼びます。 発症すると、手の甲や前腕部の血管が数ミリ〜5ミリ程度に拡張し、こぶのように膨れて目立つため、見映えに影響が出ます。特に、手の甲は日常的に人目につく部位</span >なので、血管が過剰に浮き出ていることを気にして悩んでいる患者様は多くいらっしゃいます。
ハンドベイン自体は病気ではなく、放置していても何らかの健康被害が出るわけではないのですが、加齢による老化と共に症状が進行する特徴があり、10代〜20代では目立たなかったはずの血管が目立つようになり、若々しさを欠いた、年老いた印象の手・前腕になってしまうのです。
ハンドベインの中には、ごくまれに病的なものがあります。先天的に連結路(シャント)が動脈と静脈の間にあるために、静脈が拡張している場合などです。このような状態になると、手を下げているときに手や前腕に浮腫や痛みを生じ、常に手を上に上げていないとつらい</span >といった症状がみられます。このような場合には専門の治療が必要になりますので、気になる症状がある方はすみやかに当クリニックまでご相談ください。
ハンドベインの原因には、具体的に以下の内容が挙げられます。
(1)血管の老化による拡張
静脈壁は、もともと血管の壁が薄いため、拡張しやすいという特徴があります。 そのため、加齢によって血管が老化することで静脈壁の弾力が低下し、血管そのものが拡張して太くなるために、手、手の甲、前腕などの血管が浮き出て、目立つようになるのです。
(2)皮膚の老化による弾力低下
年齢とともに肌細胞を作り出す力は弱まっていきます。 さらに静脈に近い真皮層のコラーゲンやエラスチンなどの成分も同時に減少していくため、表皮が薄くなることで、肌表面に血管が浮き出てきます。 また、長年紫外線を浴び続けることによって、肌の再生する力が弱まり、血管が目立つ皮膚の状態になることもあります。これを「光老化」</span >と言います。
(3)皮下脂肪の減少
老化によって、女性ホルモンの分泌量が低下をはじめると、それにともなって皮下脂肪も減少をはじめます。 静脈は皮膚のすぐ下の部分に流れているため、皮下脂肪がある場合には埋もれて目立ちにくいですが、皮下脂肪が減少すると目立ちやすくなります。 特に50代以降で、症状が顕著になる傾向があると言われています。
ハンドベインは、加齢と共に進行することがほとんどですが、中には遺伝によって、若い頃から症状に悩まされている患者様もいらっしゃいます。 また、手を激しく利用する仕事や運動をする人も静脈が発達しやすいため、生活習慣によって症状が進行する場合もあります。
ハンドベインの治療方法は、具体的には以下の4つが挙げられます。 なお、当クリニックでは患者様の体への負担が少ない硬化療法と血管内レーザーをおすすめしております。
硬化療法は、血管の中に硬化剤と呼ばれる薬剤を注入し、血管に炎症を起こさせて、閉塞させることで症状の改善を図る術式です。 体外照射タイプのレーザーを用いるよりも、より太い血管を処理できます。 注射による施術であるため、体への負担が少なく、比較的簡単に行うことができる施術</span >であるという特徴があります。 硬化療法は下肢静脈瘤の治療に広く用いられている術式となっており、多くの患者様にご提案している手法です。
血管内レーザー治療とは、血管内にレーザーファイバーのカテーテルを挿入して、レーザーの熱で静脈を焼いて縮小させる術式です。 下肢静脈瘤での治療実績を持つ方法であり、前腕部の直線的な長い静脈を処理する場合に適しています。 ただし、手の甲などの複雑な形状の血管にはあまり向かない</span >ため、硬化療法と併用する場合もあります。
体外からロングパルスYAGレーザーなどのレーザー光線を当て、血管を目立たなくさせる治療方法です。 網目状静脈瘤や、クモの巣状静脈瘤などの細かい静脈瘤の治療には効果が見込めますが、ボコボコと浮き出る太い静脈を対象とするハンドベインの治療方法としては、効果が乏しいとされています。
皮下脂肪が減少している部分に、ヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトなどのフィラー(充填剤)を注入して、血管を埋もれさせる治療方法です。 フィラーのほか、自身の脂肪を注入する方法もあります。 ただし、フィラーは数ヵ月で体内に吸収されてしまうために繰り返し治療が必要であり、浮腫などが発生するリスクもあります。
患者様にできる限り負担をかけず、痛みに配慮した治療を実現するため、表面麻酔・局所麻酔・静脈麻酔・吸入麻酔を併用して、痛みの軽減に努めています。
ハンドベインの治療は、メスを用いた大掛かりな手術などを行う必要がないため、術後の生活に大きな制限が出るようなことはありません。 また、硬化療法や血管内レーザー治療を行った血管が、再び膨れてくるというケースはほとんどないです。 ただし、治療した静脈血管以外の部分が目立ってくる場合がありますので、その際には新たに治療が必要となります。
ハンドベインの治療は保険適用外の自費診療となります。
硬化療法(片手) | 税込 85,800円 |
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血管内レーザー治療(片手) | 税込 107,800円 |
血管内レーザー治療 +硬化療法(片手) | 税込 160,600円 |
静脈はネットワークの多い血管であるため、目に見える部分の血管を塞いだとしても、残ったネットワークを経由して血流が保たれるので、健康上のリスクが発生する心配はありません。
硬化療法の場合は、硬化剤が注入された血管は閉塞して消失していきます。血管内レーザー治療の場合には、血管が縮小して最終的に結合組織となり、体内に残ります。
ハンドベインの治療では、大掛かりな切開が必要な手術などを行うわけではないため、術後の生活に大きな支障が出ることはありません。 治療は当日に完了できるので入院などの必要もなく、多少の腫れや痛みなどのダウンタイムはあるものの、1週間程度で経過と共に自然に治っていきます。
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